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12月10日-02号

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  1. 高萩市議会 2018-12-10
    12月10日-02号


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    平成 30年 12月定例会(第4回)平成30年第4回高萩市議会定例会会議録(第2号)────────────────────────平成30年12月10日(月)午前10時00分開議───────────────────────議事日程(第2号)平成30年12月10日(月)午前10時開議日程第1 一般質問──────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問──────────────────────────出席議員(15名)1番  根 本   茂 君2番  坪 和 久 男 君3番  渡 辺 悦 夫 君4番  我 妻 康 伸 君5番  飯 田 毅 昭 君6番  八 木 陽 子 君7番  大 足 光 司 君8番  大 森 要 二 君9番  田 所 和 雄 君10番  菊 地 正 芳 君11番  吉 川 道 隆 君12番  今 川 敏 宏 君13番  作 山 里 美 君14番  平   正 三 君15番  寺 岡 七 郎 君──────────────────────────欠席議員(1名)16番  篠 原 新一郎 君──────────────────────────説明のため出席した者の職氏名       市長             大 部 勝 規 君       副市長            鈴 木 真 人 君       教育長            大 内 富 夫 君       選挙管理委員会委員長     宮 田 一 洋 君       監査委員           松 本 隆 治 君       公平委員会委員長       小 島 英比古 君       農業委員会会長        田那辺 義 浩 君       企画部長           郷 土 明 男 君       総務部長           矢 代 省 吾 君       市民生活部長         篠 原 新 也 君       健康福祉部長         作 山   淳 君       産業建設部長         鈴 木 秀 男 君       教育部長           石 井 健 寿 君       消防長            青 山 眞 司 君       会計管理者          岡 﨑 安 彦 君       企画広報課長         小 森 裕 之 君       総務課長           二 田 雅 史 君──────────────────────────事務局出席職員氏名       局長             樫 村 浩 明 君       次長             吉 田 正 彦 君       係長             浅 井 一 良 君────────────────────────── ○議長(寺岡七郎君) 御報告申し上げます。 ただいまの出席議員15人、欠席議員1人であります。よって、定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。──────────────────────────午前10時00分開議 △開議宣告 ○議長(寺岡七郎君) これより本日の会議を開きます。────────────────────────── △議事日程報告 ○議長(寺岡七郎君) 本日の議事日程を申し上げます。 本日の議事日程につきましては、お手元に印刷物をもって配付してあります議事日程表のとおりといたします。────────────────────────── △日程第1 ○議長(寺岡七郎君) 日程第1 一般質問を行います。 議員及び執行部の皆様に申し上げます。一般質問の時間は、1人の議員において、原則1時間を目安に終了されるよう御協力をお願いいたします。 これより発言を許します。 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) おはようございます。6番 八木陽子です。本日は、多くの方々が傍聴に参加していただき、ありがとうございます。 通告に従い、大項目一問一答方式で、住みよい環境について質問いたします。 今回、私がこの質問をするに至ったことについて御説明いたします。 毎日のようにテレビで高齢者によるアクセルとブレーキの踏み違いによる事故が放映されています。高齢者の事故が多く、全国的にも高齢者の運転免許証返納が進んでいないのではと認識し、高萩市の状況はどうなっているのかと考えて、この質問に至りました。 最初に、高萩市の運転免許証返納状況を、年齢別、地域別でわかれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 八木議員の住みよい環境についての御質問にお答えします。 議員御承知のとおり、高齢者運転免許自主返納支援事業につきましては、高齢者運転による交通事故を防止するため、65歳以上の方が自主的に自動車運転免許の全部を返納した場合に、本人の申請により、タクシー利用券3万円分を交付し、身体機能や判断力の低下、または、運転に不安を感じている高齢者の自主的な運転免許返納を促す制度であり、昨年5月から開始したところでございます。 高齢者運転免許自主返納支援事業における地区別及び年代別の利用状況についてでございます。 初めに、地区別につきましては、旧町村別で申し上げますと、平成30年11月20日現在で、旧高萩町の方が144人、73.1%、旧松岡町の方が44人、22.3%、旧高岡村、旧黒前村の方が9人、4.6%であり、合計で197人の方が本制度を利用されているところでございます。 次に、年代別の利用状況を申し上げます。 同じく、11月20日現在、60歳代の方が11人、5.6%、70歳代の方が77人、39.1%、80歳の方が94人、47.7%、90歳代の方が15人、7.6%でございます。 以上となります。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) ありがとうございました。高萩市としては、私が思っていたよりも返納が進んでいるようですけども、年齢別の報告によりますと80歳代の方が一番多く、70歳の方が次に続いているような状況ですけども、ただ、びっくりしたのが90歳代の方がまだ運転をなさっていたということに大変びっくりいたしました。 地域別では、旧高萩、旧松岡地区の返納が多いのは、人口密度から考えてわかりますけども、福平とか旧高岡村の方々も、交通の便が悪いにもかかわらず、9人もの方が返納に踏み切っていたということに対しては、大変ありがたいと思っております。 では、次に茨城県内の高齢者の死亡事故の発生状況がわかればお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 先ほどの答弁の中で80歳の方がと申し上げましたが、80歳代の方が94人と訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 再質問にお答えします。 茨城県内における高齢者の死亡事故状況についてであります。 茨城県警本部の公表資料によりますと、本年10月末現在、交通死亡事故のうち65歳以上の高齢者がお亡くなりになったのは53人でございます。死亡事故全体では98人の方がお亡くなりになっておりますので、約5割の方が高齢者という状況になってございます。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) ありがとうございます。私がある程度予測していた結果が出たと思っていますけども、高齢者の関係した交通事故の発生状況は、平成29年も30年も全事故に占める割合が、29年度は54.1%、30年度は55.6%と高く、高齢者運転死亡事故件数が平成29年度は29件、死亡者が29人、平成30年度が死亡事故が27件、死亡者が27人と、私が調べた中ではなっております。茨城県内死亡事故件数の27.6%を占めております。約3分の1近い数値が高齢者運転によるものです。 高萩市は、高齢者の安全安心対策から、高齢者運転免許証返納支援を行っていると先ほど答弁いただきましたが、その内容を先ほど聞きましたけども、それを今後も続けていくのかどうかお尋ねいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 今後の高齢者運転免許自主返納支援事業についてであります。 高齢者運転免許自主返納支援事業は、平成29年5月からスタートしたものであり、昨年度の高齢者の運転免許返納の実績を見ましても、本事業の効果があったものと考えております。 高齢者運転免許自主返納支援事業につきましては、今後も続けてまいりたいと考えております。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕
    ◆6番(八木陽子君) では、次の質問をさせていただきます。 今後も続けていくということを答弁いただいて、安心しております。 支援事業として、先ほどタクシー券が交付されているということですけども、タクシー券には使用期限が設けられているのかどうか。もし設けられていないとするならば、なぜ設けていないのか、その理由をお話しいただきたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 高齢者運転免許自主返納支援事業におけるタクシーチケット利用使用期限についてであります。 タクシーチケット利用使用期限につきましては、期限を設けた場合、車の利用頻度が少ない高齢者が、身体機能の低下等により運転に不安を感じた場合であっても、直ちに運転免許を返納しないことも考えられます。 このため、運転免許返納の後も期限を気にせずタクシーチケットを利用できる環境を整備し、高齢者が運転に不安を感じた場合、運転免許を返納しやすくすることで、高齢者による交通事故の防止を図るためにタクシーチケット使用期限を設けておりません。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) 答弁、ありがとうございます。 やはり、今、部長が言ったように、私も恐らくそういう事情じゃないかなということは察しておりました。そういう思いを、私自身もその立場にかえてみれば、わかんなくはないかなというふうに思います。 次に、運転免許証自主返納支援事業チケット利用状況を教えていただきたいことと、事業経費の平成29年度予算額と決算額、平成30年度の予算額及び現在までの支出額をお聞きいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 高齢者運転免許自主返納支援事業のチケットの使用状況についてであります。 平成29年度に122人の方に、1人当たり60枚で7,320枚を交付しております。平成29年度の利用状況といたしましては、そのうち1,514枚が使用されているところです。 平成30年度につきましては、75人の方に60枚を交付して4,500枚のうち、平成30年度は1,499枚が使用されているという状況になっております。 続きまして、タクシー利用助成費の平成29年度の予算額は210万円であり、決算額は75万1,720円であります。 次に、タクシー利用助成費の平成30年度の予算額は200万円であります。10月31日現在、平成30年度タクシー利用助成費の支出額は74万420円となっております。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) ありがとうございます。私は、利用状況によっては、負債額が膨らんでいくのではないかと心配いたしていたんですけども、平成29年度も平成30年度も予算内でおさまっているようですので、私の心配するほどの負債にはならないように安心いたしました。 先ほどお聞きした返納状況では、返納者がふえているということですし、返納率は高齢者の運転免許証保有数の2%に過ぎません。ふえているといっても2%に過ぎない。この返納が進まない現状というのは、いろいろな理由があると思いますけども、高萩市としてはどのように考えているのか、お考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 高萩市民の運転免許返納者の推移について申し上げます。 高萩警察署によりますと、平成26年が33人、平成27年が52人、平成28年が64人であります。高齢者運転免許自主返納支援事業を開始しました平成29年度は、本制度を利用し、運転免許を返納された高齢者は122人であります。暦年と年度の比較となりますが、支援制度を開始しました平成29年度は、開始前の平成28年より運転免許返納者は大きく増加している状況となっております。 本市におきましては、高齢者運転免許自主返納支援事業の創設により、高齢者の運転免許返納の促進に寄与しているものと考えております。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) ありがとうございました。やはり支援が結果を出しているような気がいたします。先ほども言われたように、続けていくということなので、私はそのことに期待したいと思っています。 7回目の質問をいたします。 先ほど、ことしから山間地域デマンドタクシーの試運転が始まっているわけですけども、そのデマンドタクシー運転利用状況と平成30年度の予算額についてお聞きいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 デマンド型乗り合いタクシー利用状況と平成30年度の予算額についてであります。 デマンド型乗り合いタクシーにつきましては、面的な広がりが大きく、バスの便数が極めて少ない山間地域の住民を対象に、市街地までの移動手段を確保する目的で、8月から山間地域と市街地を結ぶルートについて、週3日の試行運転をしているところであります。 この利用登録者につきましては、11月末現在で236人、利用状況は、11月末までの3か月間で延べ119人、実利用者は44人となっております。 予算額につきましては、登録証やチラシ作成等の需用費20万円、運行事業者への負担金85万5,000円の計105万5,000円となっております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) ありがとうございました。 では、次の質問なんですけども、先ほど、8月から11月までの延べ人数が119人ということですが、旧高岡村の人口に対しての比率はどのようになっているか。また、利用割合なども、もしわかればお聞きしたいと思います。 また、利用した方々の反応もできれば御説明いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 まず、登録率につきましてお答えいたします。 登録対象者は685名で、登録者が236名ということですので、登録率としましては34.5%となってございます。 続きまして、デマンド型乗り合いタクシーの利用者の反応についてであります。 市では、山間地域デマンド型乗り合いタクシー利用登録者を対象にアンケート調査を実施したところ、利用登録者の約9割が「引き続き利用したいと思う」「まだ利用していないが、機会があれば利用したいと思う」と回答されております。 登録者のうち、実際に利用した方の約8割が「満足」「やや満足」と回答されております。 なお、利用者でやや不満に思われている方が1割ございました。 その内容につきましては、発車時刻が利用希望時間と合わないというものでございました。引き続き、利用者の意見等も検討しながら、本格導入に向けた準備を進めてまいります。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) 答弁ありがとうございました。利用者の方から見ると、デマンドタクシーの試運転というのは大変ありがたいんじゃないかと思います。私もいろいろ調べてみたんですけども、不満の方が1割、それが時間が合わないというようなことなんですけども、総務省で調べたアンケートの中にも、そういう回答も出ております。 以前から路線バスの利用状況はあんまりよくなくて、採算が合わないというようなことを聞いておりますけども、日立電鉄線のみに2,370万2,000円の補助金を出しているということですが、利用者が少ないのはどのような問題があると、高萩市としてはお考えになっているか、また、その対策をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 路線バスの問題点と対策についてであります。 高萩市内のバス路線は、市を東西に移動する主要な道路をカバーはしておりますが、自家用車への依存度が高いことから利用者が少なく、さらに運行本数が少ないため、利用者離れが進んでいると認識しております。 しかし、高齢化の進行により、交通弱者が増加していることから、持続可能な公共交通システムが必要と考えております。 このようなことから、高萩市公共交通網形成計画を平成29年度に策定し、その計画の中で移動ニーズに対応したバス路線の再編を行うこととしております。 したがいまして、バス事業者と協議、連携をしながら、運行本数や路線を見直し、交通弱者が利用しやすいダイヤ設定にするなど、運行サービスの向上を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) ありがとうございます。やはり私もいろいろ調べてみましたけども、今、部長がおっしゃったようなことが大きな問題になっているんではないかと思っております。 ただ、その中で細かいことを今答弁いただいて、今後も考えていくということでおっしゃられたんですけども、その中でも、空白地域というのはあるんでしょうか。もし交通空白地域があるのであれば、その空白地域はどのあたりか、また、どうしてそういう状況なのかも御説明いただければありがたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 高萩市内の公共交通空白地域についてであります。 高萩市公共交通網形成計画において、公共交通空白地域とは、バス停からおおむね500メートルの圏内の公共交通利用圏域に入っていない地域を指しております。 この基準に照らした場合、山間地を除きますと、例えば、市街地におきましては、大字赤浜や大字高戸の一部などが該当しております。 なぜ発生しているのかという御質問につきましては、大字赤浜につきましては、前はバス路線ございましたけれども、廃止されているとの理由からでございます。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) ありがとうございます。やはり、空白地域があるということは、やっぱり今後の高齢社会においては大きな問題点の1つになるのではないかというふうに思っております。 高萩市の行っている高齢者の運転免許返納支援制度を、運転免許証書きかえのときなどに、ちょっと私も調べてみたんですけども、各自治体がそういう支援を行っているということを知っている方がどのぐらいいるかというデータがあるんですけども、そのデータによりますと90%の方は知っているというようにお答えになっているんですが、あとの10%の方がわからないと答えていることも事実なんです。 そういう意味で言うならば、例えば、運転免許証の書きかえ時などに、警察署の御協力をいただいて、例えば、高萩市では、返納された場合にこういう支援事業をやっておりますというようなことを一言つけ加えていただければ、若い人なり、高齢者なり、そういう制度をやっているんだということがわかっていただけるうちには、じゃ、少し返納を考えてみようかなというように前向きに検討していただける方も出てくるんじゃないかと思うんです。 そういう意味では、ぜひ警察署などにも御協力いただいて、返納支援のPRをしていただければどうか、そのあたりはどのようにお考えになっているでしょうか。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 高齢者運転免許自主返納支援制度のさらなる周知についてであります。 初めに、本市といたしましては、高齢者運転免許自主返納事業について、市報、市報お知らせ版及びホームページ等を活用し、本人及び家族の方に対する周知を引き続き行ってまいります。 次に、高萩警察署との協力による高齢者運転免許自主返納支援事業の周知についてであります。 現在、高萩警察署の窓口に事業の内容をお知らせするチラシを置いております。また、高齢者の運転免許返納に対しましては、議員がおっしゃるとおり、警察署において、高齢者運転免許自主返納支援事業の説明をしていただいているところでございます。 議員の御意見を踏まえ、今後、高萩警察署を初め、高萩地区交通安全協会等と連携し、高齢者の交通安全教室等を活用し、高齢者運転免許自主返納支援事業の周知をさらに進めてまいりたいと考えております。 ○議長(寺岡七郎君) 6番 八木陽子君。〔6番 八木陽子君登壇〕 ◆6番(八木陽子君) ありがとうございました。そういうことをしていただければ、いい方向に進んでいくのではないかと私も期待したいと思います。 最後になりますけども、総務省のアンケートによりますと、高齢者の運転目的は買い物のためが最も多く、ほかには仕事、送迎、通院となっています。運転することを交通手段と答えています。高萩市の地域公共交通網形成計画に沿ったことを市は考えていると思いますけども、一番大事なことは、利用者のニーズをよく理解していただき、それに沿った計画を立てていただくことだと思います。 茨城県内では、北茨城市を含む12市2町1村が助成金を利用していろいろな対策を実施しています。参考までですけども、隣の北茨城市では、高齢者タクシー券を月に4回、1回につき630円助成し、最低100円の負担で利用できるようになっております。これは金券でお渡ししているそうです。なくした場合の再発行はできないということです。利用は本人のみの使用だそうです。そのほか、北茨城市巡回バスを市委託で実施し、利用料金は1路線1回100円、小学生未満身体精神障害者手帳をお持ちの方、療育手帳を持っている方は無料で運行しているそうです。 高萩市が計画している地域公共交通網形成計画書によりますと、来年は年号が変わるとは思いますが、一応、平成29年度と言わせていただきます。平成29年度をめどに、計画が立てられておりますけども、これは高萩市の交通網計画書の中に載っている部分なんですけども、そのようになっておりますけども、先ほども言いましたけども、ほかの市町村の実施状況なども参考にしていただいて、平成29年とは言わずに、できるだけ早く事業を進めていただきたいと思います。 高齢者、身体障害者等のいわゆる交通弱者にとって、モビリティの確保は社会生活を営む上で重要な問題の1つです。将来確実に到来する高齢社会において、交通弱者の社会参加に対応していくためには、適切な移動、交通手段の確保について対策を講じる必要があります。市民生活の中で、交通弱者に適切な援助の手を差し伸べるような環境づくりと、市民の理解と協力を得るための教育、広報に努めるとともに、交通弱者が安全かつ身体的に負担の少ない方法で移動が可能となるように、所要の交通施設の整備を着実に進めることが必要ではないかと思います。 高齢者に優しいまちづくりは障害者にとっても住みやすいまちになるはずです。誰もが安全に安心して住める思いやりのあるまちを望んでいます。そのようになれば、おのずと高齢者運転免許証の返納は進むのではないでしょうか。 以上で私の質問を終わります。御答弁ありがとうございました。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) おはようございます。1番 根本 茂です。私は、大項目一問一答で行います。 それでは、さきに通告いたしました2つの件について質問いたします。 1つ目は、秋の観光シーズンについてです。2つ目は、高萩の消防、消防分団についての2点について行います。 それでは、1つ目の秋の観光シーズンです。秋の観光の目玉として花貫渓谷まつりがございます。 そこで、11月1日の紅葉まつり開催当日、大部市長が会場に来ていただき、駐車場の係員、ガードマン、売店の出店の方々へ、市長は山間地の活性化や花貫渓谷への思いを述べておりました。選挙公約のとおり、市長の思いが感じる1日目でございました。 そこで市長にお聞きします。大部市長の山間地の活性化と花貫渓谷への思い、また、高萩市の観光振興について述べていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 市長 大部勝規君。〔市長 大部勝規君登壇〕 ◎市長(大部勝規君) おはようございます。根本議員の御質問にお答えいたします。 私の紅葉まつりへの思いであります。 議員御指摘の花貫渓谷紅葉まつりにつきましては、本市において一番の観光客がお越しになるイベントでございまして、花貫渓谷は最も重要な観光資源の一つと認識をしております。 花貫渓谷は、私の地元でございまして、幼少のころから身近な場所として渓谷を見てまいりました。春には鮮やかな新緑が、秋にはさまざまな色に彩られる美しい紅葉、豊かできれいな水に恵まれた大自然を満喫できるすばらしい渓谷であります。 渓谷内では、汐見滝つり橋が一番の名所となっておるところですが、花貫駐車場西側から花貫川に向かうと、乙女滝と不動滝がございます。澄んだ水がたまる滝壺はとてもきれいで、神秘的で大好きな場所でございます。 今後、新緑や紅葉のシーズンが終了しても、観光客にお越しいただけるよう、花貫渓谷を周遊できるコースを計画的に整備するとともに、積極的なPR活動もあわせて行っていきたいと思います。 さらに、今後につきましても、花貫渓谷をもっともっとよい観光地とするため、さまざまな施策に取り組んでまいりたいと思います。 最後に、議員からありましたが、そのほかに、高萩市内全体の観光地におきましても、これまでの既存の観光地をさらに市民の皆様、そして市内外の皆様が観光できるような環境を整えていきたいなと思っております。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございました。市長の気持ちがよくわかりました。私も地元出身ですので、同じ気持ちを持っているということでほっとしております。 それでは質問に入ります。今回の紅葉まつりの集客に向けての取り組み、何か所かあったと思うんですが、教えていただきたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 今年度の紅葉まつりの取り組みについてであります。 紅葉まつり期間中、一人でも多くの方にお越しいただくため、新たな取り組みを始めております。 主なものとしては、花貫駐車場西側及び汐見滝つり橋のライトアップ、国道461号に距離表示板の設置、シャトルバスを御利用いただいたお客様に花貫駐車場の売店で利用できる割引券の配布などを行っております。 これらを実施したことで、今年度の紅葉まつりにつきましても、大勢の観光客の方にお越しいただいております。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございました。 また、その中で、協会の方々が、花貫渓谷へ行く途中が若干暗かったということで、懐中電灯の貸し出し等もやってございました。 それで、ライトアップにどのような来訪者からの意見があったか教えていただきたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 ライトアップについての御意見でございます。 ライトアップは紅葉が見ごろと想定される11月10日から25日の16日間、試行的に実施してまいりました。 時間帯につきましては、日没から午後7時までとし、花貫駐車場西側及び汐見滝つり橋の2か所においてライトアップを行ったところでございます。 いただいた主な御意見といたしましては、幻想的ですばらしかったという好意的な内容もございました一方で、汐見滝つり橋の明るさが不足していることや、駐車場から汐見滝つり橋までの誘導灯が少なかったのではないかなどの御意見がございました。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) 私は、ライトアップを2回ほど見させていただきました。その中で、やはり先ほどの意見もありましたように、現在、設置されたのがつり橋に5基、花貫駐車場西側に4基設置しておりました。私も感じたんですが、若干光が少し足りないのかなという思いでございました。何人かの方にお聞きしたんですが、やはりつり橋まで行く途中にもすばらしいもみじがございますので、そこにもライトアップをして、つり橋までの一連で見られないかなと、そういう意見もございましたので、検討する余地があるのかお聞きします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 ライトアップの増設についてでございます。 新たな試みだったこともありまして、課題も見つかっておりますが、観光客誘客のためには一定の効果があったというふうに考えております。 今後、課題を整理いたしまして、汐見滝つり橋に行く途中のライトアップも含めて、一般社団法人高萩市観光協会と協議してまいりたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。来年に期待したいと思います。 次に、紅葉まつりの来訪者数、過去3年間の実績及び今年度の実績を教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 過去3年間の紅葉まつりの入り込み客数についてでございます。 平成27年度につきましては7万1,299人、平成28年度につきましては5万7,037人、平成29年度につきましては7万5,747人となっております。 なお、今年度につきましては7万3,360人でございました。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 それでは、調査場所と調査方法について教えていただきたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 入り込み客数の調査のほうにつきましては、花貫駐車場及び大能駐車場の2か所で実施しております。 平均乗車人数として、普通自動車1台につき2.82人、貸し切りバス1台につき44.35人を車両台数に掛けたものの合計を入り込み客数としております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 それでは、花貫ダムをちょっと先に行きまして、右側にあります花貫ふるさと自然公園の駐車場でのカウントはされていないのでしょうか、お願いします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 紅葉まつりの入り込み客数につきましては、花貫ふるさと自然公園に来られた方の人数は含まれておりません。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) わかりました。 先ほどの報告より多くの方々に来ていただけるということだと思います。 ですが、報告の中では、昨年より3,000人弱の方々が減っております。その要因について、もし調査してございましたら報告願いたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 昨年に比べて入り込み客数が減った要因についてであります。 昨年は、多くのメディアに取り上げられたこともあり、前年比で133%の7万5,747人の方にお越しいただいております。ことしも入り込み客数を確保するため、先ほど答弁させていただきましたように、さまざまな施策を実施してきたところでございます。その結果、昨年と同程度の7万3,360人の方にお越しいただいております。今後も大勢の方にお越しいただくため、より一層のPRに努めてまいりたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございました。今年度は土日の天気がよくて、お客さんがたくさん来たということを私も感じてございますが、今年度は昨年に比べ若干減るのかなと私も思っておりましたが、健闘した年ではないかと思います。 それでは、今年度のもみじの色つき状況はどのように考えておられたか、教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 本年度の色つきの状況でございますが、例年に比べて10日程度おくれていたというふうに考えてございます。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 次に、花貫駐車場で観光協会職員や観光協会役員がガードマンと一緒に駐車整理を行っておりました。いろいろな事情の一つとして、ライトアップの実施経費の追加などにより、ガードマンや料金徴収員などの人件費の節約等により、駐車整理などを行っていたのかなと推測されます。本来の協会職員は、名所各地で施設説明や来訪者からの意見を聞いて、次年度につなげるのが本来の仕事ではないかと私は思っております。 そこで、高萩市は観光協会に対しどのような補助をしているか、教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 観光協会への運営費の関係の補助についてでございます。 当初予算で御議決をいただいております一般社団法人高萩市観光協会への補助金の中に、花貫渓谷環境整備のための経費も含まれてございます。これまで同協会において補助金を活用して、もみじの植栽や花貫駐車場拡充を図ってまいったところでございます。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) わかりました。新年度の予算に期待したいと思います。 やはり紅葉まつりは天候に影響されるイベントですので、協会と十分な打ち合わせをしていただき、来年度の実施につなげていただきたいと思います。 次に、現在進行しております観光振興計画について質問いたします。 委託内容を教えてください。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 観光振興計画についてでございます。 今回、観光振興計画の策定に当たりまして、業者に委託をしております。 まず、委託先でございますが、高萩市観光振興計画策定業務委託といたしまして、株式会社ジャパンインターナショナル総合研究所と、去る8月20日に委託契約を締結しております。委託期間につきましては、平成31年3月27日までとなってございます。 次に、内容についてでございますが、観光の現状分析と課題、観光振興の基本方針の設定、観光振興のための具体策、観光振興にかかわる目標水準の設定、観光振興の推進に向けての体制づくり、ニーズ調査及び資料作成の7項目でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 それでは、観光振興計画の構成委員の人数と役職を教えてください。よろしくお願いします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 高萩市観光振興計画策定委員会の構成員につきまして、本年6月7日の議会全員協議会でもお配りをしておりますが、高萩市観光振興計画策定委員会設置要綱に基づき、学識経験者、農業、商工観光業関係者、市民、市職員など10名で構成しているところでございます。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) それでは、観光振興計画策定委員会がもう活動されているかと思うのですが、その活動状況を日付を入れて教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 これまで策定委員会を3回開催しております。6月4日に第1回委員会を開催し、委嘱状の交付式の後、本市の強み、弱みについて議論をしていただいております。9月26日に第2回委員会を開催し、観光振興施策の方向性について説明を行い、その後「高萩がどんな場所になったら素敵か」「どんな人に来てほしいか」などをテーマに、若年層やファミリー層、各年代のグループを呼び込むことについて、意見交換を行っていただいております。 続きまして、11月7日に第3回の委員会を開催いたしまして、第2回委員会で調査すべき案件とされた市内施設についての報告、それから、骨子案や今後のスケジュールなどを議論していただいております。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) 今の報告の中で、3回目、11月7日に実施してございます。その7日は、紅葉まつりが始まっている期間中でございますので、なぜその会議の中で紅葉まつりを見ようとか思わなかったのか、教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 策定委員会の開催に際しましては、構成員の方々のスケジュールを調整し、実施しているところでございます。そのため、紅葉まつりの視察につきましては、実施することができませんでした。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) スケジュールの調整ということですので、10人の方、委託業者の方、いろいろあるかと思うのですが、調整不足ではないのかなというふうに私は感じております。 それでは、策定委員さんは今シーズン、高萩市の観光の目玉の花貫紅葉まつりを見に行ったのかどうか、その辺は調査しておりますか。教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 策定委員の半数以上の方が、紅葉まつりの期間中に花貫渓谷を訪れていることを確認しております。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) 半数以上というのは、6名、9名、いろいろありますけれど、それは聞かないことといたします。その中で、どのような意見があったのかは調査していると思いますので、お聞かせください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 紅葉まつりに行かれた策定委員の御意見につきましては、今年度は暖かかったため紅葉がおくれているというような内容や、「つり橋や駐車場のもみじはきれいであった」「売店で地元のものが安く食べられてよかった」などの御意見がございました。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございました。 次に、委託事業の中で、視察ツアー及び動向調査がされているということを聞きました。その内容を教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕
    産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 今回の計画を策定するに当たりましての資料といたしまして、委託業者の提案により、まず初めに11月27日に視察ツアーを実施しております。今回の視察につきましては、観光資源の魅力再発見や改善点について、客観的に指摘していただくため、観光客ではなく、地域の課題について意見の言える方をメーンの参加者といたしております。参加メンバーにつきましては、東京で地域おこしプロデューサーをしている方、つくば市でまちづくり会社で代表をしている方、大学生など総勢11名に参加をしていただき、意見交換を行っております。行程といたしましては、有明海岸や高戸小浜海岸を皮切りに、さくら宇宙公園、穂積家、たつご味噌、花貫渓谷、ほおずき畑、花貫物産センター、小山ダムを視察しております。 続きまして、11月28日に実施いたしましたアンケートについてでございます。 今回のアンケートにつきましては、観光客のニーズの調査の一環といたしまして、多くの市外の観光客がお越しになる花貫渓谷で実施しております。このアンケートは、高萩市観光振興計画を策定するための観光動向調査と位置づけ、観光客の来訪のきっかけ、目的、本日使う予定の金額、紅葉まつり以外で高萩市を訪れたことがあるかどうか、観光に行くに当たり重視するものは何かなどを御質問させていただいております。 受託業者2名の対面式でアンケートを実施いたしまして、時間につきましては午前10時から午後2時30分まで実施しており、123件の回答を得ております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。視察ツアーが11月27日、動向調査が28日という報告です。なぜその日に調査したのか、教えてください。また、紅葉まつりの開催期間をあわせて教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 まず、紅葉まつりの期間でございますが、議員も御承知のとおり、11月1日から30日までの30日間となってございます。また、視察ツアーの日程とアンケートがこの日になった理由でございますが、視察ツアーの日程につきましては、委託業者のほうが計画しておりまして、当初来年の1月に予定していたところでございますが、紅葉まつりをぜひ視察していただきたいとの思いから、紅葉まつりに間に合うように参加者の日程調整を行い、27日に実施したところでございます。また、アンケートの実施日につきましては、委託業者と調整を行い、決定しているところでございます。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) やはり委託業者さんもいますし、市の職員もいるし、構成員の方もございますので、打ち合わせのほうをよくやっていただきたいと思います。やはりアンケートとか視察とかいうのは、紅葉まつりが始まったころのほうが私はいいのかなと思います。来訪者の目線、安全対策、渓谷整備の状況、いろいろ聞かれると思います。その中で、中盤、終盤に向けてやはり役に立つのがアンケート調査、ツアー、いろいろありますので、今後の事業につながるよう打ち合わせのほどよろしくお願いいたします。 最後に、大部市長にお聞きします。 ただいま産業部長といろいろやり取りしてございますが、どのように思われたかお聞かせください。 ○議長(寺岡七郎君) 市長 大部勝規君。〔市長 大部勝規君登壇〕 ◎市長(大部勝規君) 再質問にお答えいたします。 今のやり取りを聞いていてどう思われたかといいますと、根本議員の紅葉まつりに対する熱い気持ちを再確認いたしました。高萩市観光振興計画につきましては、今後の本市の観光振興上、重要な方向性を示すものでありますので、これまで以上に力を入れて取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。これまで以上という言葉を申していただいて、ありがとうございます。大部市長とは、皆さんおわかりかと思いますが同級生で、大部市長とは渓谷でキャンプをやったり、いろいろ遊んだ経験もございます。やはり渓谷はほかにいい場面もありますので、それを引き出していただいて、よい振興計画につながるようよろしくお願いいたします。 次に、高萩の消防について質問いたします。 今まで、昨年、一昨年と多くの質問や提案を行ってまいりました。その中で提案している消防分団、消防分団員不足解消で、消防分団員への特典をお願いしております。その内容といたしましては、消防分団員や家族に対し、商店や飲食店での割引です。ちなみに、県内では常陸大宮市、龍ケ崎市で実施しております。そこで、当市で今までどのような事業に向けて進展があったのか。また、どのような課題があるのか教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 2項目めの消防について、消防分団員特典制度の進展、課題についてお答えいたします。 まず、この制度につきましては、議員御案内のように、減少傾向にある消防団員の確保とさらには地域防災力の強化などを目的として、分団員や家族が飲食店などから特典を受けられるものでございます。 この制度の進捗状況でございますが、高萩市商工会と昨年から協議した結果、どのような特典にするのか、どの店舗で実施するのか、また、飲食店などの協力を得られるのかなどの課題や問題があり、特典制度の実施には至っていないのが現状であります。 また、この制度を実施している自治体の分団員の意見として、行きつけの店に特典制度ができてよかった、飲食店側では分団員の利用が多くなったなどの意見が出ているものの、新団員の確保までには至っていないと伺っております。 今後は、高萩市商工会の協力を得ながら、飲食店などにアンケート調査を実施し、消防分団員の特典制度を設けることができるのか、判断してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) 今の話の中で、新入団員の確保が現在ないということでありましたが、特典制度は途中退団をする方々の防止にもなるのかなと私は思います。また、アンケートを実施するということですので、一歩前進ということで私は思いました。引き続きよろしくお願いいたします。 次に、消防分団の後援会組織についてお聞きします。 当市には、22分団中、幾つの後援会組織があるのか、教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 再質問にお答えいたします。 現在、22の分団のうち、17の分団で後援会組織がございます。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。やはり支援組織があっての地域の安心、安全だと思いますので、後援会組織設立に向け尽力していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、消防車両の運転免許について質問いたします。 どのような免許が必要なのか、そういう車両とあわせて教えてください。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 再質問にお答えいたします。 消防本部には10台の緊急車両があり、このうち大型自動車運転免許が必要なのは、屈折はしご付消防ポンプ自動車、中型自動車運転免許で運転可能な車両は、水槽付消防ポンプ自動車3台と救助工作車の合計4台となります。 また、普通自動車運転免許では、救急車3台と指令車、査察車の合計5台が運転可能な車両となっております。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 消防署員の自動車免許取得状況を教えていただきたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 再質問にお答えいたします。 職員61名中、大型自動車運転免許所有者は40名、普通自動車運転免許所有者が20名、そのうち中型自動車の8トン未満の車を運転できる者が7名、準中型自動車の5トン未満の車を運転できる者が13名でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 それでは、大型免許取得にどのような支援がされているのかを教えてください。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 再質問にお答えいたします。 大型自動車運転免許の取得につきましては、年間2名分の予算を計上させていただいているところでございます。御参考までに、免許取得者の選考につきましては、経験年数や適性などを判断し、消防署長が行っております。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 それでは、昨年、道路交通法の改正によりまして、若手分団員によるポンプ自動車3.5トン以上になりますが、その運転ができなくなります。22分団中、3.5トン以上の消防自動車はどの分団に配属され、何台あるかお教えください。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 再質問にお答えいたします。 現在、消防分団の保有車両は21台ございます。そのうち、3.5トン以上の車両は7台でございます。これらの車両が配置されているのは、本町の第1分団、駅東の第2分団、安良川の第3分団、島名の第4分団、北方の第5分団、下手綱の第12分団、川側の第14分団でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 それでは、消防分団員の普通免許から準中型免許取得への支援がされているか、お教えください。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 再質問にお答えいたします。 運転免許の取得につきましては、平成23年度から制度を設け、本年度は上限10万円、5名分の準中型自動車運転免許取得費補助金として予算を計上させていただいております。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。支援措置がよくわかりました。引き続き、地域消防団員の支援のほどよろしくお願いいたします。 次に、消防分団員の報酬について、お聞きします。 役職ごとの報酬額を教えてください。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 再質問にお答えいたします。 消防団員の報酬額は、年額で、団長が7万3,700円、副団長が5万2,600円、分団長が3万3,800円、副分団長が2万2,700円、班長が1万8,000円、団員が1万5,000円でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ありがとうございます。 それでは、今現在の報酬額、これは平成何年度からか、昭和なのか、金額はいつから設定されたのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 消防長 青山眞司君。〔消防長 青山眞司君登壇〕 ◎消防長(青山眞司君) 再質問にお答えいたします。 高萩市消防団員の階級別報酬額につきましては、平成8年4月1日から現在の報酬額となっております。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) ちなみに、消防署員の方は人事院勧告などにより少なくとも年々上昇していると思います。報酬額の改正をされたらいいのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(寺岡七郎君) 市長 大部勝規君。〔市長 大部勝規君登壇〕 ◎市長(大部勝規君) 再質問にお答えいたします。 本市におきましては、東日本大震災後の平成24年度から防寒着やヘルメット、手袋、防塵メガネなど、消防団員装備の充実強化を図ってまいりました。また、処遇改善といたしましては、平成27年度から災害などの出場手当を1回当たり1,200円から3,000円に引き上げたところでございます。消防団員の皆様方には、職業を持ちながら常日ごろから昼夜を問わず、地域の安全・安心、市民の生命財産を守るために活動しておられ、その献身的な地域への貢献に対しまして、改めて敬意を表するものであります。 分団員の処遇改善につきましては、今後も装備の充実とあわせまして、引き続き検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 1番 根本 茂君。〔1番 根本 茂君登壇〕 ◆1番(根本茂君) 今、市長のほうからありました。よろしくお願いいたします。ですが、装備の充実というのは、やはり団員の命にかかわります。家族の目から見れば、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんでもやってる方がおりますが、やはりそれは普通にやっていただきたいことだと私は思います。 最後になりますが、大部市長に、答弁は結構ですけど、ボランティアの方を大事に、地域の安全・安心のためにも、ぜひとも報酬額の改正をやっていただきたいというふうにお願いいたしまして、私の質問を終わります。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) こんにちは。3番 渡辺悦夫でございます。私のテーマの一つであります、市内路線バスの今後のあり方についてと、市内小中学校の防犯カメラの設置状況について、2点を一問一答方式の大項目質問で質問してまいりますので、よろしくお願いします。 大項目の1番目といたしまして、市内路線バスの今後のあり方について質問を始めます。 今後、高萩市は急速に少子高齢化になることは誰もが予想しているところであります。そうした社会環境の中、市内の常住人口調査、平成30年10月1日現在、65歳以上の人口が9,726人で、男4,451人、女5,275人となっており、10年後には3人に2人は65歳以上という超高齢化社会に突き進んでおります。医学と科学が進歩をし、元気な高齢者がますますふえてまいりますので、高齢者の足となる公共交通が今後大変重要な課題となってまいります。 そこで、高萩市内の公共交通、バスの今後の方向性のうちで、市内路線バスに補助金を出していれば、どの会社に年間幾ら支給しているのかお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 渡辺議員の御質問にお答えいたします。 路線バスに対する補助金の状況についてであります。 現在、高萩市内では、民間事業者2社が10路線を運行しております。このうち、市が補助している路線は、山間地域の高齢者及び児童生徒の交通手段を確保するための山間地域代替バスである、田代・米平・大能線、君田線の2路線と、生活路線として交通手段を確保するための、千代田線、関口線、高萩駅東線の3路線、計5路線となっております。 いずれも日立電鉄交通サービス株式会社の路線維持に対する補助金となっており、平成29年度は2,370万2,000円を支出しております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) 今後もこの業者に補助金を続けて支出するのか、お伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 今後の路線バスへの補助についてであります。 公共交通は、みずからの交通手段を持たない高齢者や児童生徒にとって、必要不可欠なインフラであり、その中でもバスは地域の公共施設や商業施設を連絡する身近な交通手段であると考えております。このことから、デマンド型乗り合いタクシー等により幹線道路以外の交通手段を補完しつつ、既存のバス路線を維持するため、引き続きバス運営事業者への支援を行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) 今後、このような社会環境、超高齢化社会に向けた交通機関の確保等について、どのような計画となっているのか、お伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 公共交通機関の確保のための計画についてであります。 高萩市では、近年の高齢化の進行、人口減少に加え、乗客の減少により、公共交通環境が縮小されていることから、高齢者や交通弱者の生活に必要な交通手段を確保し、利用者のニーズに合わせた運行形態の見直しなど、多くの市民に公共交通を利用してもらうことを目的に、高萩市公共交通網形成計画を策定いたしました。 計画期間につきましては、平成29年度から平成33年度までの5年間とし、路線バスの活性化と再編成や、山間部及び市街地交通空白地域におけるデマンド型乗り合いタクシーの導入など、目標達成のための事業を計画的に展開しております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) 現在の部長が答弁されました計画が終了したら、今後どのような計画をつくるのか、お知らせください。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 現在の計画の終了後についてであります。 高萩市地域公共交通網形成計画は、平成33年度までの計画となっております。 平成34年度以降につきましては、まず、現計画の最終年度に、平成33年度になりますけれども、アンケート調査を行いまして、その結果を踏まえ、計画全体及び地域公共交通全体の再編の評価、検証を行い、計画項目や目標値を見直してまいります。 その上で、高萩市地域公共交通会議での議論やパブリックコメントを経て、新たな計画を策定していく考えでございます。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) 隣接市町村で、高萩市のバスの運行と違う運行している市がありましたら、違いと運行方法について具体的にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 隣接市でのバスの運行方法についてでございます。 公共交通の支援策については、人口の分布や地勢などにより、それぞれのやり方で市民の移動手段の確保に努めております。 北茨城市では、民間業者への委託により、市内6コースに中型バスを巡回させており、その運行本数は1日当たり5本程度と聞いております。 次に、日立市では、バス運営事業者が各駅からのバス路線を運行しております。山間地域やバスが通らない公共交通空白地域では、NPO法人や地域コミュニティが主体となって、乗り合いタクシーが運行されていると聞いております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) 今後、ますます高齢化社会が進んでまいりますので、その背景に合うような計画を今後策定していただければと思います。ありがとうございました。 続きまして、市内の小中学校の防犯カメラの設置についてお伺いします。 防犯カメラの設置状況につきましては、平成30年11月30日付の茨城新聞1面に掲載されました県内公立小中学校設置状況についてを見て驚きました。県内44市町村で、26市町村では設置率100%、残りの16市が100%に向けて設置中であります。残り2市町村が0%でした。残り2市町村とは、何と高萩市と北茨城市でありました。防犯カメラは、市内民間ベースではかなり普及設置されており、せんだっても国体に向け、市内の何か所かの設置が報告されておりましたが、子供たちの安心、安全を確保するための手段の一つとして、防犯カメラを設置することについて、教育環境整備の中からなぜ取り組まれなかったのか伺います。 ○議長(寺岡七郎君) 教育部長 石井健寿君。〔教育部長 石井健寿君登壇〕 ◎教育部長(石井健寿君) 渡辺議員の御質問にお答えいたします。 現在、本市では、子供たちの安全を守る防犯対策としまして、登下校時に教職員、民間交通指導隊、交通安全協会等の立哨指導、また、110名の登録がある地域子ども安全ボランティアによる見守り、248件の110番の家の登録、まちこみメールの配信、青少年相談員による巡回パトロールなどを実施しております。 また、学校におきましては、不審者が学校内に侵入した場合の各教員の役割を明確にした、不審者侵入対応マニュアルの作成、不審者侵入対応避難訓練を実施するなど、ソフト面での防犯対策が重要であるとして、関係機関や団体の協力を得るとともに、地域と学校が連携を密にし、子供たちの安全を守ることを推進してきたところであります。 しかしながら、昨今、学校周辺でさまざまな事件が全国的に発生していることから、防犯カメラの必要性が高まってきたと認識しております。幸いにも、本市においてはこのような事案は発生しておりませんが、防犯対策、不審者対策をより効果的なものにするためには、今まで実践してきたソフト面の防犯対策に加え、学校施設への防犯カメラの設置などハード面でも強化を図っていく必要があると考えているところであります。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) ただいまの答弁では考えがあるということでしたが、今後の設置計画等について伺います。 ○議長(寺岡七郎君) 教育部長 石井健寿君。〔教育部長 石井健寿君登壇〕 ◎教育部長(石井健寿君) 再質問にお答えいたします。 現時点での設置計画はありませんが、学校への防犯カメラの設置につきましては、犯罪抑止効果や24時間監視等、防犯対策、不審者対策として有効な手段だと考えております。そのようなことから、今後、関係機関や団体、学校現場、そして日ごろから御協力いただいている地域子ども安全ボランティアの皆さんの意見を求めながら、個々の学校の実情に応じた設置計画の検討を進めていくべきであると考えております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) ただいまの答弁では、設置計画があるというお答えでしたが、具体的にその設置計画はいつごろからつくるのか、具体的にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 教育長 大内富夫君。〔教育長 大内富夫君登壇〕 ◎教育長(大内富夫君) 再質問にお答えします。 防犯カメラにつきましては、設置することにより、学校の安全・安心がより強化されると認識しております。今後いつ、どの範囲を、どのような手段で、何を防ぎ、誰を守るのか、並びに設置時期についても十分に検討を重ねてまいります。議員御承知のように、学校の教育環境整備につきましては、毎年限られた予算の中で優先順位を決めて進めているところであります。 私としましては、何とか来年度、遅くとも再来年度の前期中の設置を目指したいと考えております。 ○議長(寺岡七郎君) 3番 渡辺悦夫君。〔3番 渡辺悦夫君登壇〕 ◆3番(渡辺悦夫君) ただいま教育長からは前向きな答弁がありましたので、1日でも早く市長を初め執行部の皆様方に100%設置に向けて頑張っていただき、子供たち及び地域の安全・安心を確保してもらい、住んでいてよかったまちづくりに努めてもらって、私の一般質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(寺岡七郎君) 議事の都合により、午後1時30分まで休憩いたします。午前11時35分休憩──────────────────────────午後 1時30分開議 ○議長(寺岡七郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) 皆様、こんにちは。議席番号2番 坪和久男でございます。質問方法は一問一答方式、大項目方式により行います。どうぞよろしくお願いいたします。 発言通告書に従いまして、3点質問をさせていただきます。 大項目のタイトルは、1点目、高萩市内で開催されるイベント情報発信の充実について。 2点目、緊急避難所(集会所等)の機能性向上について。 3点目、花貫渓谷の魅力度アップによる交流人口拡大についてであります。 まず初めに、1点目の高萩市内で開催されるイベント情報発信の充実について。 高萩市内のイベント情報が市民に対して十分に周知されていないと思います。また、市民の方からも、イベント情報が少ないと言われています。高萩市のホームページを見ても、知りたいイベント情報がいつ行われるのか、わかりません。 あえて指摘させていただきますが、ホームページのイベント情報は、タイムリーに発信されていない。11月30日に見た高萩市イベントカレンダーの最新版は、9月、10月分で1か月おくれていました。 私は、市内のイベントが少な過ぎるとは思っていませんが、イベントが少ないと思っている方のために、情報発信を見直す必要があると思います。 私がお手伝いした9月2日のリーベロでのイベントは、アンケートの結果、市内の方が42%、市外の方が58%と、市外の方のほうが多かったのです。これは、市内の方への情報発信不足と考えられます。 当日、福祉センターに用事があった方が、隣のリーベロのイベント開催を知って立ち寄られました。その方に、「もっと高萩市民にPRをしなさい」と指摘を受けた次第です。 以前から、イベント情報発信不足は感じていました。それは、市報の特集で、昨年当初まで掲載されていた「わがまちを支える働き人」のところの高萩に期待することで、多くの方がイベントについてコメントしています。 その内容は、Aさん「市内のイベントやサークルの情報がもっと知りたいです」、Bさん「まちに活気が出るようなイベントで、若い人向けの行事があるとうれしいです」、Cさん「もっと若者が集まれるイベントがあれば、夫婦で参加できるのでうれしいです」などです。 そこで、ホームページの充実を図るため、次の3点を提案したいと思います。 1、高萩市のホームページを見れば、その日に行われている市内のイベント情報がわかるようにする。 2、知りたいイベント情報がSNSで入手できる環境をつくる。 3、掲載基準をつくり、民間、個人開催のものもホームページに載せるようにする。 それでは、質問に入らせていただきます。 ホームページの活用の有効性について、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)によるイベント情報の発信について、市長に考え方をお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 市長 大部勝規君。〔市長 大部勝規君登壇〕 ◎市長(大部勝規君) 坪和議員の御質問にお答えいたします。 ホームページ活用の有効性についてであります。 ホームページやSNSは、市民のみならず不特定多数の皆様に、高萩市の情報を伝える手段の一つであり、インターネットを利用できる環境があれば、誰もがいつでもどこでも情報を入手することができます。 また、近年は、スマートフォンやタブレット端末が広く普及しており、わざわざパソコンを使用しなくても、これらの情報端末を利用し、外出先などでもインターネット上から必要な情報を検索し、簡単に情報を得ることができるようになっております。 特に若い世代の方たちは、スマートフォンの保有率が高く、スマートフォンを利用して今欲しい情報を瞬時に得ているようです。 先月末で終了した花貫渓谷の紅葉まつりでは、これまで訪れた多くの方が、ホームページやSNSなどで写真などの情報を拡散していただいており、それらを見て興味を持ち、足を運んでいただいている観光客も多いと聞いております。 こういったことなどから、ホームページやSNSは、必要としている情報を瞬時にお届けできる非常に有効な情報発信手段の一つであると認識しております。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。大部市長の思い、考え方は承知いたしました。 続きまして、イベント情報発信の現状について質問をいたします。 現行のイベント情報の発信方法について、どのようなメディアを利用しているのかを伺います。この件について、企画部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 現在の市の情報発信方法についてであります。 市では現在、紙媒体、電子媒体、放送媒体を使い、イベント情報を発信しております。 具体的に申し上げますと、紙媒体としては、毎月発行しております市報、月2回程度発行しております市報お知らせ版、さらに2か月に1回発行しております名刺サイズの高萩市イベントカレンダーがございます。 電子媒体といたしましては、ホームページ、Eメール、フェイスブック、ツイッター、LINEなどのSNS、それに庁舎1階に設置しておりますデジタルサイネージがございます。 放送媒体といたしましては、たかはぎFMを活用し、直近のイベント情報などをお知らせしているところです。 そのほか、毎月、翌月のイベント開催予定について、各マスコミに情報提供を行っているところであります。 以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。現状は承知いたしました。 続きまして、タイムリーなイベント情報の発信について質問をいたします。 現在のイベント情報発信について、どのように認識しているのか、また、市民の方からのイベント情報に関する要望はなかったのか、この件について企画部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 イベント情報のタイムリーな発信と市民からのイベント情報の要望についてであります。 情報発信には、主にSNSを利用しております。基本的には、イベントを実施する担当課の依頼により、企画広報課でSNSの情報を発信しています。 今年度は、桜まつり、とうもろこし祭り、ウエイトリフティング大会、産業祭、ライスフェスティバルなど、25件のイベントを情報発信しております。 また、企画広報課職員が、桜まつりや海水浴場、紅葉まつりなどの取材先等でSNSに最新情報を掲載する場合もございます。 そのほか、たかはぎFMを活用して、高萩まつりや産業祭、防災訓練等の情報を発信しているところでございます。 これらの情報は、市が行うイベント等の一部であり、全てを網羅しているわけではありませんので、さらに改善の必要があると認識しております。 また、市民の方からのイベント情報の要望につきましては、情報発信の担当課には寄せられておりませんが、市民からの建設的な意見や要望をいただき、改善につなげていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。改善の必要があるということですが、イベント情報をタイムリーに流す必要があります。そのために、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の有効活用について質問いたします。今後、どのようにしてフェイスブック等のSNS展開を図っていくのかを、企画部長にお伺いします。
    ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 SNSの有効活用についてであります。 SNSについては、イベント担当課からの依頼があった場合など、担当課と協議して企画広報課で発信しております。イベント担当課と情報発信課で、情報発信の仕組みづくりを再考し、各担当部署との連携をより密にして、一層の活用を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。それでは、ホームページの充実に対しての提案をいたします。 1、高萩のホームページを見れば、その日に行われているイベント情報がわかるようにする。 2、知りたいイベント情報がSNSで入手できる環境をつくる。 3、掲載基準をつくり、民間、個人開催のものもホームページに載せるようにする。 ホームページに掲載するイベントとしては、公共施設で開催するもの──文化会館、福祉センター、リーベロ、公民館など、市主催のイベント──桜まつり、紅葉まつり、海岸清掃など、その他のイベント、市民が掲載を希望するもの、駐車場の案内も必須であると考えます。この件について、企画部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 ホームページ等の充実についてでございます。 現在の市のホームページは、各課において簡単な操作でホームページの更新ができるシステムとなってございますが、写真や地図なども添付できるような仕組みとなっているため、容易にイベントを周知できる機能は備えているものと考えております。 今後は、そうした機能を十分に生かせるよう、職員一人一人の情報発信の意識づけと、さらに情報が伝わりやすいホームページづくりを心がけ、皆様に広くタイムリーな情報が届くよう、掲載内容の充実を図ってまいりたいと考えております。 また、議員御提案の市内イベントの周知につきましては、市が主催、共催、後援などをするイベントの掲載はすぐにでもしていきたいと考えておりますが、市内で行われる全てのイベントを把握することは困難でございますので、すぐに行うことは難しいものと考えております。 掲載の基準づくりを初め、今後、他市の状況などを調査し、どの程度までの情報を載せられるかを検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。これから仕組みづくりということで、ホームページが変更なされていくと思うんですが、時期的にはいつごろに入られるかをちょっとお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 いつまでに改善していくのかということにつきましてですけれども、すぐにできるものは今年度内に順次実施していきたいと考えております。 さらに、すぐにできないものについても改善を続けて、できるだけ早く実施していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。早目の変更をお願いしたい。毎日ホームページチェックさせていただきます。よろしくお願いします。 ありがとうございました。1点目の高萩市内で開催されるイベント情報発信の充実については以上でございます。 次に2点目、緊急避難所(集会所等)の機能向上について。 ことしは、全国的に自然災害が多く発生しました。7月6日から8日にかけての西日本豪雨──平成30年7月豪雨により、多くの地域で河川の氾濫や浸水が、土砂災害が発生し、甚大な災害となりました。 また、9月4日には、台風21号が上陸し、近畿地方を中心に記録的な高潮や暴風雨となり、列島に大きな爪跡を残しました。 さらに、9月6日には、北海道胆振東部地震が発生し、北海道全域に甚大な被害が発生しました。 最近の豪雨や台風、地震の発生状況では、高萩市においてもいつ災害が発生し、緊急避難所を利用するようになるか予測できません。 そこで、住民の安心・安全のため、指定されている避難所がいつでも利用できる環境にあるのかを確認したいと思います。 1、避難所としての機能性、収容人数、備品の整備・管理状況はどうか。 2、暖房器具、冷房器具は公平に配置されているのか。 3、トイレ洋式化の状況や、高齢者や身障者への配慮は十分に行われているのか。定期点検は行われているのか。 それでは、質問に入らさせていただきます。 緊急避難所に指定している集会所等の現状について、地域防災計画に基づく避難環境の現状をお伺いいたします。この件について、市民生活部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 市民生活部長 篠原新也君。〔市民生活部長 篠原新也君登壇〕 ◎市民生活部長(篠原新也君) 坪和議員の御質問、地域防災計画に基づく避難環境の現状についてお答えいたします。 市では、災害に備え、学校施設や総合福祉センター12か所を指定避難所に、集会所等56か所を指定緊急避難場所に指定しております。 指定避難所は、災害の危険があり避難した住民等が、災害の危険がなくなるまで必要な期間滞在し、または災害により自宅へ戻れなくなった住民等が一時的に滞在することを想定した施設であります。 指定緊急避難場所は、災害の危険から命を守るために、緊急的かつ一時的に避難する場所であります。 これにより、市では、指定避難所である学校施設や総合福祉センターに備蓄品等の配備、災害時用公衆電話の設置、公衆無線LANの整備を優先的に進めているところでございます。 こちらの施設の耐震化の状況につきましては、指定避難所12か所のうち、耐震性がある施設は11か所であります。 また、指定緊急避難場所56か所のうち、指定避難所12か所及び公園等を除いた集会所等41か所のうち、耐震性がある施設は30か所でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。耐震化がされていない緊急避難所があるということですが、今後、どのような対応を図っていくのかをお聞きします。市民生活部長にお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(寺岡七郎君) 市民生活部長 篠原新也君。〔市民生活部長 篠原新也君登壇〕 ◎市民生活部長(篠原新也君) 再質問にお答えいたします。 耐震化されていない避難所はどのような対応を図るかについてであります。 耐震化されていない避難所につきましては、所管課及び関係機関と協議しながら検討してまいります。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。早急の対応をよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、指定している避難所数及び収容人員について質問いたします。この件について市民生活部長にお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(寺岡七郎君) 市民生活部長 篠原新也君。〔市民生活部長 篠原新也君登壇〕 ◎市民生活部長(篠原新也君) 再質問にお答えいたします。 指定している避難所数と収容人数についてであります。 市では、集会所等56か所を指定緊急避難場所に、学校施設や総合福祉センター12か所を指定避難所に指定しております。 指定緊急避難場所56か所のうち、指定避難所12か所及び公園等3か所を除いた集会所等41か所の収容人数は4,058人であります。 学校施設、総合福祉センターは、指定緊急避難場所、指定避難所の両方に指定しております。この12か所の収容人数は5,833人であります。 福祉避難所は、災害時に必要に応じて開設する二次的な避難施設で、本市では、指定緊急避難場所、指定避難所を兼ねて総合福祉センター1か所を指定しております。多目的ホールを除く検診室や会議室等を福祉避難所のエリアと想定した場合、収容人数は234人となってございます。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。 続きまして、行政による機能性チェックの実施について質問いたします。 指定している集会所のチェックについて、定期的に現地チェックを実施しているのか、トイレの洋式化は完了しているのか、この件について総務部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 行政による機能性チェックにつきましては、消防用設備等点検、浄化槽法定点検及び特定建築物定期点検を実施し、法令の規定に基づき機能性のチェックを実施しております。 これらの点検結果をもとに、消防設備修繕、防水補修等のふぐあい箇所の修繕や、経年劣化に伴う外壁塗装、照明器具のLED化等を実施し、施設の適正管理に努めているところでございます。 また、集会所等のトイレにつきましては、地元からの要望や公共下水道への切りかえ時期に合わせて洋式化を進めてきた経緯がございます。 しかしながら、洋式化をさらに進める上で、簡易トイレでの洋式化を図ってきた集会所等もございます。 本年度も、利用頻度が高く、地元からの洋式化の要望も寄せられておりました集会所トイレの洋式化を実施したところでございます。 今後の洋式化の考え方につきましては、それぞれの施設の利用頻度や要望等を踏まえ、洋式トイレへの改修を引き続き進めてまいります。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。トイレの洋式化については、今後、地元の意向等を酌んでやっていくと思うんですが、最終的には全集会所というか、今、指定になっている部分は全部洋式化が図られるということでよろしいですか。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 集会所等の洋式化につきましては、時期につきましては、はっきりは申しませんが、順次進めてまいりたいと考えております。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。 続きまして、集会所等の備品の整備状況について質問をいたします。 必要な備品の整備状況について、暖房器具、冷房器具の設置状況はどうか、この件について総務部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 集会所等の備品の整備状況についてであります。 集会所の備品は、机やパイプ椅子を市が整備しており、それ以外の暖房機器や扇風機、エアコン等の備品につきましては、地元の必要性に応じ、利用者に御負担いただき、購入、設置していただいているところでございます。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。暖房器具、冷房器具は、指定避難所としては必要不可欠なものであると考えますので、現地チェックの管理項目に追加することを要望いたします。 2点目の緊急避難所(集会所等)の機能性向上についての質問は以上です。 次に3点目、花貫渓谷の魅力度アップによる交流人口拡大について。 高萩市の交流人口を拡大するためには、花貫渓谷の観光客をふやすことが重要であると考えます。先ほど、産業建設部長の答弁にありましたように、昨年はテレビの民放放送などで、花貫渓谷が紹介され、紅葉まつりの観客数は7万5,747人と、前年比133%と大きく伸びました。 今年度も、紅葉まつり期間中にいろいろな取り組みが実施されました。ことしの紅葉まつりの観光客の実績等については、根本議員の質問で答弁をしておりますので、ライトアップ時の観光客数を確認したいと思います。 また、私が、ことし3月と9月の一般質問で提案した項目で、実施されたものの実績を確認したいと思います。 1、花貫駐車場西側及び汐見滝つり橋のライトアップについて。 2、花貫駐車場までの距離表示板の設置について。 次に、SNSについてですが、観光協会の紅葉情報のSNS発信は、タイムリーで効果は絶大であったと思いますので、観光協会の方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。 私は、ことしもふるさと案内人として観光客を案内しましたが、フェイスブック等のSNSを見て来ている方が多いことを感じました。中には、東京からの観光客で、午後に出発して紅葉を見に来たという方もおられました。また、外国人の観光客も多く来場しており、トイレの場所を聞く人がいたので、案内板などのインバウンド、訪日外国人観光客対応の必要性を感じました。 それでは、質問に入らさせていただきます。 先ほど、根本議員と重複するところがある点は、御了承いただきたいと思います。 今年度の花貫紅葉まつりの評価について、今年度の取り組み及び観光客の実績等については、先ほども答弁があったのですが、ライトアップについての観光客の実績をお伺いしたいと思います。この件について、産業建設部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 私からは、坪和議員の3点目の御質問、花貫渓谷の魅力度アップによる交流人口の拡大について、今年度の取り組み及び観光客の実績として、ライトアップ時の観光客の実績についてお答えいたします。 ライトアップ時の観光客数につきましては、3,186人の方にお越しいただいております。割合にいたしますと、全体来客数7万3,360人に対しまして、約4.3%となっております。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。3,186人の数字は、初めての試みとしては少なくはなく、今後につながるものと考えています。 続きまして、魅力度アップ提案に対する評価について質問をいたします。 花貫駐車場西側及び汐見滝つり橋のライトアップについて、花貫駐車場までの距離表示板等の設置についての評価についての質問をいたします。産業建設部長によろしくお願いします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 魅力度アップのため、平成30年第1回及び第3回の定例会で議員から御提案がありました花貫駐車場西側のライトアップ、花貫駐車場までの距離表示板等の設置に対する評価についてでございます。 まず、ライトアップについてでございます。先ほど、根本議員の御質問にも御答弁させていただきましたが、紅葉が見ごろと想定される11月10日から25日までの16日間、試行的に実施いたしました。時間帯につきましては、日没から午後7時までとし、花貫駐車場西側及び汐見滝つり橋の2か所においてライトアップを行ったところでございます。 新たな試みであったこともありまして、さまざまな課題も見つかっております。具体的には、汐見滝つり橋における照度の問題や、駐車場から汐見滝つり橋までの誘導灯が少なかったことなどがございます。 今後、このような課題解決に向けまして、一般社団法人高萩市観光協会と協議してまいりたいというふうに考えております。 次に、花貫駐車場までの距離表示板の設置についてでございます。 今年度の距離表示板の設置につきましては、これまでの案内看板に加えまして、国道461号沿いの第二浄水場など、新たに4か所に設置をいたしました。今回、案内板に距離表示の追加とあわせまして、花貫ふるさと自然公園、花貫物産センター付近に設置いたしました案内板につきましては、トイレの表示も行ったことで、観光客の利便性の向上につながったと考えております。いずれの取り組みにつきましても、観光客の方々に喜んでいただけたというふうに考えております。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。表示板を、私も行って見ましたけども、大分以前に比べますとわかりやすくなりましたし、トイレの表示もあってよかったかなと思います。 もう一つ、1か所について御提案を申し上げたいと思います。国道461号線沿いの名馬里ヶ淵のところにも、距離表示板を設置していただきたいと思います。この件について、産業建設部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 国道461号沿いの距離表示の追加につきましては、観光客のさらなる利便性の向上のため、高萩市観光協会と協議してまいります。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。表示板の追加、よろしくお願いいたします。 続きまして、今後の花貫渓谷の魅力度アップ計画について質問いたします。 来年度の花貫紅葉まつりに向けた取り組みについて、この件について、産業建設部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 来年度に向けた取り組みでございますが、ことしの課題について検証を行いまして、ライトアップの充実を図っていきたいというふうに高萩市観光協会から報告を受けておりますので、継続できるよう協議をしてまいります。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) よろしくお願いいたします。 それともう一点、要望として、花貫駐車場のトイレの表示、毎回質問させていただいているんですが、もっと見やすくしていただきたいと。あそこに案内人としていますと、ほとんどの日本人の方にも聞かれます。表示板はあるんですが、観光客目線でわかりやすい表示をすることを要望いたします。 続きまして、最後の質問をいたします。 インバウンド、訪日外国人観光客対応について質問をいたします。 案内表示板等の外国人観光客対応について、この件について、産業建設部長にお伺いします。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 インバウンド、いわゆる訪日外国人観光客の対応についてでございます。 議員御案内のとおり、花貫渓谷紅葉まつりには、多くの外国人観光客の方にお越しいただいております。 インバウンドの対応につきましては、おもてなしの面からも重要であるというふうに考えておりますので、今後につきましては、外国語表示の案内看板の設置について、茨城県など関係機関と協議してまいりたいと思います。 また、インバウンドの対策といたしましては、高萩市観光協会のほうで、高萩観光案内所メモリアにおいて、外国人向けの翻訳機の導入を検討しているところでございます。 ○議長(寺岡七郎君) 2番 坪和久男君。〔2番 坪和久男君登壇〕 ◆2番(坪和久男君) ありがとうございました。案内表示板の表示につきまして、英語はされると思うんですが、お客様を見ておりますと、中国、韓国系の方が非常に多いということでございますので、英語にあわせて中国語、韓国語は入れていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それと、要望ですが、案内板ばかりじゃなくて、ポスターについても来年度に向けた、インバウンドに対応したポスターの作成を要望いたします。 3点目の花貫渓谷の魅力度アップによる交流人口拡大についての質問は以上です。 これで、私の一般質問、全て終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) 議席番号9番の田所和雄でございます。私は、発言通告書のとおり一問一答、大項目質問方式で質問をいたします。 質問項目は、1番目に、中心市街地の活性化について、2番目に、高萩市民センターの活用についてであります。 質問の趣旨は、市が本年度、中心市街地の活性化を推進するための調査・検討に取り組む中で、町なかのにぎわい創出のために駐車場を整備して、高萩市民センターを活用してはどうかというものであります。 初めに、中心市街地の活性化について質問をいたします。 ウィキペディアによりますと、中心市街地の定義とは、「都市における地域の中心となる中央業務地区のこと」であります。そして、「人口が集中し、商業、行政等の機能が充実している地域」であるとしています。 また、現在は、「モータリゼーションの進行の伴い、地方都市の市街地は衰退傾向が続いている。また、少子高齢化の時代背景もあり、コンパクトシティを目指す自治体では近年、都市観光、まちなか併任、歩いて暮らせるまちづくり等、中心市街地の活性化に向けた取り組みが行われている」と指摘しています。 また、国の中心市街地活性化法によれば、中心市街地の定義は、「都市の中心の市街地であって、相当数の小売業が集積し、また、都市機能が相当程度集積しており、その存在している市町村の中心としての役割を果たしている市街地であること」となっています。 そして、中心市街地活性化法の基本理念として、「中心市街地の活性化は、中心市街地が地域住民等の生活と交流の場であることを踏まえつつ、地域における社会的、経済的及び文化的活動の拠点となるにふさわしい魅力ある市街地の形成を図ることを基本とする」としています。 現状の我が高萩市の駅西周辺を見ると、この中心市街地の定義とか理念に近づけることは、大変難しいことであると思います。 私自身も、これまでさまざまな提案をしてきましたが、ハード面で実現しているのは、春日町第一駐車場のコインパーキングの改修と低料金化、高萩市商工会が運営する高萩やすんでっ亭の開設、観光案内所メモリアの開設などであります。 また、イトーヨーカドーの跡地を地権者から無償で借用し、まちなかパーティー等のイベントが開催され、イベント当日は大変にぎわいますが、イベントが終わればまた静かなまちに戻るというのが現状です。 本市におきましては、大部市長の肝いりで、本年度の予算に中心市街地の活性化推進経費を予算計上し、中心市街地の活性化への取り組みについては、庁内各課の職員を集めたプロジェクトチームにより、これまでの経緯等について情報共有を図るとともに、本市にとって最善の活性化策とは何か、具体的な施策の方向性や推進方策などについて検討するとしています。 そこで、まず、庁内各課の職員によるプロジェクトチームのメンバーの構成について伺います。 そして、今回の本市における中心市街地活性化計画における中心市街地の定義について、また、中心市街地とはどの範囲を指すのか、該当する地区についてお伺いをいたします。 1回目は以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 田所議員の御質問にお答えいたします。 中心市街地活性化プロジェクトチームのメンバー構成、さらに中心市街地の定義とその範囲についてでございます。 初めに、中心市街地活性化プロジェクトチームにつきましては、4月に庁内の組織横断的な取り組みとするため、企画部長企画広報課長地方創生課長、財政課長、建設課長、都市整備課長、観光商工課長を構成員として設置し、中心市街地の活性化策について、具体的な施策の方向性や推進方策などを検討しております。 次に、中心市街地の定義につきましては、当市の総合計画基本構想における「まちのにぎわいゾーン」の中にあり、交通利便性を生かし、店舗や事務所を集約させ、さらにインフラを効果的に整備することで、最もにぎわいのある地域を目指すこととされている地域と考えております。 中心市街地の範囲につきましては、プロジェクトチーム内では、おおむね春日町一丁目と二丁目、本町二丁目と三丁目の一部、具体的に申し上げますと、東は、駅前の大型店跡地から郵便局、西側につきましては、山王児童公園から浅田メリヤス工業あたりを中心に検討することとしております。 以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) 関連する庁内各課の衆知を集めて、中心市街地の活性化に取り組むということでございますけども、そのプロジェクトチームの活動方針、それから活動の現状、今後の活動のスケジュールについてお伺いしたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 プロジェクトチームの活動方針、現状、今後の活動スケジュールについてであります。 中心市街地活性化プロジェクトチームにつきましては、中心市街地における施設や住居の集約と、郊外の生活拠点を公共交通ネットワークによって結ぶコンパクトシティ・プラス・ネットワークの考えを基本に、主要な交通結節点である高萩駅を中心に、活性化方策を検討しております。ソフトとハードの両面から検討を進めておりますが、これまでの官民協働で行ってきた「まちなか大パーティー」や、高萩やすんでっ亭の設置などのソフト事業を支援しつつ、駅前ロータリーやバスターミナル、都市計画道路等のハード面の整備による取り組みをしていくことを基本に具体策を検討しているところであります。 今後も、できるだけ早期に実現できるよう随時協議を重ねてまいります。 以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) ただいまの御答弁で、ソフト面・ハード面、両面を検討しながらやっていく。また、区域内の施設について、それから居住空間について、さまざまな点から検討していくということをお伺いいたしました。 そういう中で、中心市街地活性化法の基本理念であります地域における社会的、経済的及び文化的活動の拠点となるにふさわしい魅力ある市街地、そういうものを形成するためには、そして、中心市街地を活性化させるためには、都市計画上の課題、都市整備上の課題があると思いますが、その点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 産業建設部長 鈴木秀男君。〔産業建設部長 鈴木秀男君登壇〕 ◎産業建設部長(鈴木秀男君) 再質問にお答えいたします。 中心市街地を活性化するための都市計画及び都市整備上の課題についてであります。 中心市街地につきましては、道路や公園、下水道、駅前広場など都市施設が既に整備をされております。 そのうち都市計画道路につきましては、都市計画道路3・5・2号高萩停車場線の一部区間が未整備であり、中心市街地の回遊性の課題の一つと考えております。 また、駅前広場における駅前ロータリーの現状につきましては、朝夕の通退勤時の送迎車による混雑で駅周辺の通行に支障が出ております。この課題解消に向け、駅前広場及び隣接するバスターミナルの再整備など、駅周辺の総合的な利用計画について、茨城県及び公共交通機関に協力を得ながら、そのあり方について調査してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) ハード面にかかわることに関しましては、都市整備、こちらのほうが本当にかかわってくると思いますので、今後とも検討を続けてやっていただきたいなと思っております。 今回の中心市街地活性化事業の中心市街地地域内にある公共施設並びに公営の駐車場の現状について、お伺いしたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 中心市街地にある公共施設と駐車場の現状についてであります。 中心市街地の公共施設につきましては、高萩市民センターがございます。また、公共施設ではありませんが、高萩市商工会が運営する高萩やすんでっ亭及び高萩駅前には高萩観光案内所メモリアがございます。 市民センターにつきましては、9台分の駐車スペースを設けており、満車時には、もとの水道課庁舎敷地内駐車場や、有料にはなってしまいますが、春日児童公園東側の市営春日町第一駐車場のコインパーキングを御案内しているところでございます。 また、やすんでっ亭につきましては、来客者用駐車場は御用意しておりませんが、市民センターと同じようにコインパーキングを御案内し、メモリアにつきましては、メモリア前の駐車スペースを利用していただいているところでございます。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) 今回の中心市街地の活性化事業の対象区域と公共施設等の現状はおおむね理解できました。 今回の対象区域とおおよそ一致する春日町、大和町、本町の面積と常住人口を、平成28年版の統計たかはぎで見てみました。平成29年の4月1日現在、高萩駅に一番近い春日町が、面積が11ヘクタールで、常住人口は299人、大和町が、これは四丁目のほうまで入りますので範囲からちょっとずれたところもあるとは思いますけれども、大和町が、面積が12ヘクタールで、540人、本町が、こちらも四丁目のほうは中心市街地の今回の範囲とはずれておりますけれども、本町は面積が36ヘクタールで、常住人口が1,186人であります。春日町、大和町、本町の3町合計で59ヘクタールの中に2,025人が現在住んでいるという状況になっております。 11年前の平成18年のこの地区の人口を見てみました。当時の人口は2,395人でした。平成18年から平成29年までの11年間で、地区の人口は370人減少しています。減少率はおおよそ15%になっています。 また、平成17年にイトーヨーカドーが撤退してからは、商店の数も大幅に減少しており、法務局の撤去、県税事務所の縮小等により行政機能も減少しています。 また、平成23年の東日本大震災によって被災しました店舗、家屋等も数多くあり、イトーヨーカドーの跡地以外にも更地が以前にも増して多くなっているのが現状であります。 高萩駅の交通ターミナル機能と昭和30年に整備されました幅員20メートルの駅前通り、そして、本市の公共施設である高萩市民センター、高萩やすんでっ亭、観光案内所メモリア以外には際立った都市機能がないというのが現状であります。高萩の市街地を中心市街地の定義に近づけ活性化するためには、現実的にできることから一つ一つ取り組んでいくことが必要であると思います。 それでは、大項目2番目の高萩市民センターの活用についての質問に移ります。 まず、高萩市民センターの概要についてお伺いをいたします。 市民センターの設置目的、施設の概要、駐車場台数、敷地面積、施設の面積、構造、室数等についてお伺いをいたします。 また、市民センターは1982年の竣工ですが、あと何年使用可能なのかをお伺いいたします。 また、市民センターの利用状況について、平成25年度から平成29年度まで過去5年間の利用者数についてお伺いをいたします。 また、行政として、この市民センターの利用状況についてどのような所感を持っていらっしゃるのかをお伺いしたいと思います。 5回目の質問は以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 田所議員の高萩市民センターの活用についての御質問にお答えいたします。 初めに、市民センターの概要についてであります。 高萩市民センターの設置目的は、市民間の交流促進及び市民の余暇活動の向上に寄与することとあわせまして、平成29年度から、3階に創業ルームを設けましたため、「市内での創業を支援するため」という目的が加わりました。 施設の概要についてでございます。 駐車台数は9台、敷地面積は577.93平方メートル、施設面積743.87平方メートル、室数ですが、1階に和室が3室、面接室が2室、2階に会議室と相談室が各2室、3階に大会議室1室と創業ルームが2室の計12室ございます。 構造は、鉄筋コンクリート造りでございます。市民センターは鉄筋コンクリート造りであり、会計上の法定耐用年数は60年であります。市民センターは建設から36年経過しておりますので、会計上の償却年数は残り24年ということになりますので、あと何年使用可能かということにつきましては、耐用年数からいきますと、あと24年間ということになります。 次に、利用状況でございますが、利用者数の推移は、平成25年度、1万6,193人、平成26年度、1万5,872人、平成27年度、1万5,134人、平成28年度、1万3,393人、平成29年度、1万2,727人であります。 市民センターの利用状況についての所感についてであります。 市民センターは、市民の自主的な活動を目的とした集会施設となっておりまして、市内のほかの施設同様、人口減少に伴い利用者数としましては年々減少傾向にあると捉えております。 以上となります。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) ただいま施設の概要についてお伺いいたしましたけれども、利用できる室数が12室ということでございます。こちらのほう、満室で稼動するといっては何ですけれども、利用可能人数です。全体的な利用可能人数、それは大体何名ぐらいになるんでしょうか。 それと、この建物は敷地面積が577平米、建物の面積が743平米ということでございますけれども、多分、高萩市が持っている公共施設の中で、敷地面積よりも建物の建築面積が多いという施設というのはここしかないんです。公共施設のものを全部調べましたけど。それで、駐車台数が9台であるということ。このことに関しまして、本当に市民の利用の利便性にかなっているのかな、どうかなという、そういう感想を私は持っています。 今、利用者数についてもお伺いいたしましたけれども、平成25年度に1万6,000人利用者があったけれども、減少傾向にあると。何か中心市街地の今のある程度の現状の縮図かなというような感じもします。 そういう中で、もう少し使い勝手がいいような、そういうふうなことを取り上げてやっていかがかなと思っております。その件に関しては、また後で質問いたしますけれども、6回目の質問です。 先ほどもちょっとお話がありましたけれども、平成29年3月にこの高萩市民センターの3階に、創業支援ルームが開設されました。これは国の地方創生加速化交付金を活用して行った創業支援事業ですけれども、この創業支援ルームの設置の目的、市民センターの3階に設置した理由、現在の利用状況についてお伺いをいたします。 また、この創業支援ルームの現状、利用状況について、行政としての所感をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(寺岡七郎君) 企画部長 郷土明男君。〔企画部長 郷土明男君登壇〕 ◎企画部長郷土明男君) 再質問にお答えいたします。 初めに、創業支援ルームの設置目的についてでございます。 創業支援ルームにつきましては、創業支援による雇用の創出の取り組みを加速し、まちなかのにぎわいづくりをするため、また創業しやすい環境づくりを進めるため、中心市街地に立地する高萩市民センターの一部を、国の交付金を活用して創業支援施設として改修したものでございます。 次に、市民センターの3階に創業支援ルームを設置した理由についてでございますけれども、中心市街地に立地する市民センターに創業支援施設を設置することにより、中心市街地で活動する創業者が増加し、まちなかのにぎわい創出、経済活性化につながると考えたからでございます。 また、3階フロアに整備した理由につきましては、市民センターの各階の利用状況を確認しましたところ、改修した3階会議室につきましては、ほかの市の施設の会議室で代替が可能であると判断したことからでございます。 続きまして、現在の利用状況についてであります。 創業支援ルーム2室のうち、昨年度は2室、本年度は1室が利用されているところでございます。 最後に、創業支援ルームの現状、利用状況についての所感についてでございます。 創業支援ルームにつきましては、平成28年度に整備し、これまで3名の方が創業支援ルームを利用されているところでございます。稼働率としては順調に推移していると考えておりますけれども、現在までのところ、市内で創業に結びついた方がおられないことが課題と考えております。引き続き高萩市商工会及び日本政策金融公庫、公益財団法人茨城県中小企業振興公社と連携いたしまして、創業支援ルームの活用広報を強化するとともに、市内における創業支援に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) 創業支援ルームにつきましては、まちなかのにぎわいづくりのために、あえてその中心市街地にあるところに設置したということでございます。今後とも、利用率が上がるように、そして創業者がふえるように取り組んでいただきたいなと思っております。 そういう中で、いろいろこの高萩市民センターには施設上の課題があると思うんですけれども、行政当局として、施設利用者の声とか、施設利用者の要望、そういうものを聞いていらっしゃるのかどうか。また、高萩市民センターの利用促進のための広報活動及び利用促進のための施策、そういうものを持っているのか、お伺いしたいと思います。 これは、この集会施設というのが管理主体が財政課ということなので、やっぱり管財のほうに目が行ってしまって、なかなか大変なんではないかなと私自身は思っておりますけども、市民の皆さんが本当にたくさん使っていただきたい施設でありますので、そういう広報活動、利用促進のための施策、そういうものをお聞きしたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 施設利用者の要望を聞いているのかについてでございます。 施設利用者の要望等につきましては、主に管理人を通して確認をしております。各修繕等、対応が必要なものにつきましては随時対応しているところでございます。 次に、市民センターの利用促進のための広報活動及び施策についてであります。 市民センターは、先ほど設置目的で御案内しましたとおり、市民間の交流促進及び市民の余暇活動の向上を目的に設置している施設であります。利用者の自主的な活動に資するために、会議室を貸し出しする形態となっていることから、利用申請時の参考となるよう、施設の概要、使用手続、使用料及び使用時間を「くらしのガイドブック」でお知らせしているところでございます。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) 高萩市民センターの使い勝手のよさを改善するということ、また、駐車場の整備について、私は平成26年3月の定例会、それから平成27年の3月の定例会でも質問をしております。 その中で、調査・検討をしてまいりますという答弁をいただいておるんですけども、利用者のアンケートを、少なくともそこを利用している方のアンケート、こちらのほう、まだ今までやっていないということですけども、ぜひやっていただきたいと思いますけども、その件に関してはいかがでしょうか。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 利用者へのアンケート調査についてでございます。 今後、必要に応じましてアンケート調査が必要であると検討した後に、考えた場合につきましては、アンケート調査のほうを実施してまいりたいと考えております。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) 私が聞いている声では、まず、市民センターの場所がわからない。この高萩市民センター、少し横町に入ったところにあるんです。それで、表示が全然ないもんですから、市民の人でもどこにあるかわからないという声をよく聞きます。あと、利用者の方が市民センターに集まってくださいと言われたけども、なかなかわかりづらかったというそういうお話も伺っております。案内表示等の設置が必要かと思うんですけども、その点に関してはどのようになっていますでしょうか。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 議員御指摘のとおり、駅前通りや小桜通りに市民センターへの案内表示がございませんことから、駅前通りに案内表示板の設置を計画しているところでございます。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) 案内板の設置というのは、そんなに難しいことではないと思いますので、ぜひ早急に実施していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 高萩市民センターは、中心市街地に立地する市が所有する唯一の公共施設です。中心市街地で市民が各種の講座や集会やイベント等に多目的に利用できる公共施設は、高萩市民センター一つしかありません。高萩市民センターは市民の交流の場であり、文化活動の拠点にもなれる施設であります。 また、創業支援ルームは、経済的活動を支援するための施設です。高萩市民センター並びに創業支援ルームの利用促進を図りまして、市街地の交流人口を増加させることは、まちなかのにぎわいの創出にもつながります。 また、市民センターは駅前通りから横通りに入ったところにありますが、ほぼ中心市街地といわれる範囲の中央に位置しています。駅前通り、本町通り、小桜通り、栄町通り、銀座通りの中央にあり、そのどこにでも歩いていけるところに位置しています。市民センターの隣接地には、震災で被災した建物を撤去した空き地があります。その空き地を駐車場として活用し、市民センターそして中心市街地に少しでも多くの人が集まれるように、現実的な対応をとることは可能だと思います。 中心市街地の活性化に取り組む中で、市民センターの利用を促進するためにも、まちなかのにぎわいを創出するためにも、市民センターの駐車場の整備は必要不可欠であると考えますが、所感を伺いたいと思います。 ○議長(寺岡七郎君) 総務部長 矢代省吾君。〔総務部長 矢代省吾君登壇〕 ◎総務部長矢代省吾君) 再質問にお答えいたします。 市民センターでイベントが開催されるときなど、駐車場が不足していることは認識しております。イベント開催により駐車場が不足する場合には、先ほど御案内いたしました市営春日町第一駐車場やもとの水道課庁舎敷地内駐車場を利用していただきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(寺岡七郎君) 9番 田所和雄君。〔9番 田所和雄君登壇〕 ◆9番(田所和雄君) ただいま春日町の第一コインパーキング、それから、もと水道課がありました本町通りの、五、六台はとまれるんでしょうか、そこを使ってくださいというお話がありました。そういう駐車場の使い方が本当に現実的なのかどうか、利用者の身になって考えたときに、あそこを利用した方からは、私は聞いておりますけれども、とにかく駐車場がないので行きづらいんだと、なかなか利用しづらい、そういう声を聞いております。アンケートもこれからとっていただくということでございますけども、これまで、先ほども申しましたように、本当に中心市街地に行政としてやったインフラ整備というのは、本当に春日町第一児童公園のコインパーキングの改修とやすんでっ亭、あるいはメモリアの開設、これぐらいしか、ちょっとこの10年で思い浮かばないんです。本気になって中心市街地、少しでも多くの人に来てもらおう、にぎわいをつくろうという、再生しようということがあるならば、本当に中心市街地にある施設を本当に利用しやすくしてあげて、少しでも多くの人に来ていただくということは必須であると思うんです。 これから、プロジェクトチームで、庁内各課の衆知を集めまして、中心市街地の活性化に取り組むに当たりまして、本当に隣にあるんです、全然使っていない空き地が。市民センター、公共施設、あの大きさの建物からすれば、利用規模からすれば、駐車場は圧倒的に不足なんです。 そういう中で、駐車場の整備は現実的で実現可能な施策だと私は思っております。ぜひ実現していただくように要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。────────────────────────── △散会宣告 ○議長(寺岡七郎君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、残りの一般質問は、明日午前10時からといたしますので、よろしくお願いいたします。 これをもって本日は散会いたします。御苦労さまでした。午後 2時48分散会...